健康診断で赤血球が少ないと心配ですよね・・・
健康診断で赤血球が少ないと言われたあなたに
赤血球が少なくなる原因と改善方法を紹介します。
赤血球の健康診断の内容
健康診断の血液検査で赤血球の数値の基準値は男性と女性で違います。
- 女性:360〜489万/μL
- 男性:400〜539万/μL
上記数値よりも赤血球が少ないとどのような事になるのか?どのような方法で改善できるのか?を紹介します。
赤血球が少ないとどうなるのか?
体内の赤血球が少ない場合は、全身で酸素が不足するので貧血になります。
この為、赤血球が少ない人は、
- 貧血になる
- 歩くだけでも息切れしやすくなり
- 動悸がする
- 頭痛がする
- めまいがする
- 疲れやすくなる
- 倦怠感がでる
- 免疫力が低下する
- 女性は血色が悪くメイクがはえない
- 男性は顔色が悪くなる
- 口内炎が出来やすい
などのような症状を起こす場合があります。
色々と書きましたが、基本的には『貧血』になるという事が多いみたいですが、詳しくは医師に相談しましょう。
どのような働きをしているのか?
赤血球は、体内では酸素を運ぶ働きをしています。
全身には赤血球は、500万個/ml程度あると言われていますが、骨髄で作られ120日の寿命でなくなると言われます。1日では、4万個から5万個程度が新しく作られています。
この赤血球が減ることで体内の細胞に酸素を充分に運べなくなるので、赤血球自体の寿命も短くなります。
赤血球が少ない原因は何か?
赤血球が少なくなる原因としては、
- 鉄分の不足
- ビタミンB12欠乏症
- 調による一時的な異常値(要再検査がオススメ)
- 鉄欠乏性貧血(鉄分不足の貧血)
- 出血原因貧血(ケガや生理による貧血)
- 再生不良性貧血
- 悪性貧血
- 溶血性貧血
- 子宮筋腫
- 妊娠中
- 痔
- 骨髄の再生機能異常
- スポーツ等ではジョギングのし過ぎで物理的に赤血球が壊れた
- 妊娠中
- ケガなどの出血
などが原因であると言われています。
「少ない」を改善する方法は何か?
赤血球が不足して貧血になっている場合には、改善させる方法としては、「鉄分」、「ビタミンB12」、「葉酸」などの栄養成分を摂るのがお勧めです。
鉄分にも色々と種類があり、特に吸収率が良い鉄分はヘム鉄で、お肉や魚に多く含まれています。
さらに、鉄分の吸収を良くしたい場合には、牛乳や野菜に含まれている非ヘム鉄を同時にとると吸収率が高くなります。
また、ビタミンCを同時に摂取すれば非ヘム鉄の吸収率を上げることが出来るのでホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜も同時に食べると良いです。
鉄分が多い食品・食材
鉄分が含まれている食品、食材は下記になります。
●肉類
豚肉、鶏肉のレバーに多く含まれています。
上記以外は、牛肉やビーフジャーキーなどにも鉄分が含まれています。
●貝類
貝類は、あさりの佃煮や干しえび、削り節の佃煮、はまぐりの佃煮、しじみなどに多く鉄分が含まれています。
●魚類
魚で鉄分が含まれているのは、煮干しや焼きあゆ、ウナギなどがあります。
●豆類
豆類では、乾燥大豆、きな粉、えんどう豆などに鉄分が含まれています。
●野菜類
野菜類では、切り干し大根、パセリ、とうがらし、つまみ菜などに鉄分が含まれています。
●その他
上記以外には、粉の抹茶やカレー粉、黒こしょう、ドライイーストなどに鉄分が含まれています。
鉄分が含まれている食材には、肉類、魚介類、野菜などいくつか種類がありますが、野菜よりも肉類や魚介類の方が吸収されやすいようです。
ビタミンB12が多い食品・食材
ビタミンB12が多く含まれている食材は下記になります。
●海藻類
海藻類では、ほしのり、味付けのり、焼きのり、いわのりなどの海苔にビタミンB12が含まれています。
●肉類
ビタミンB12が含まれている肉類は、牛肉、鶏肉、豚肉の肝臓に多く含まれています。
●貝類
貝類に含まれているビタミンB12は、しじみ、赤貝、あさり、はまぐり、牡蠣に多く含まれています。
●魚類
魚類で、ビタミンB12が多く含まれているのは、いくら、あんこうの肝mキャビア、たらこ、さんま、ニシンなどに含まれています。
ビタミンB12は、特に葉酸と一緒に摂ると悪性貧血を防ぐことが出来ると言われています。また、過剰に摂取しても心配する必要がない栄養成分です。
葉酸が多い食品・食材
葉酸が多い食品、食材は下記になります。
●肉類
葉酸が多く含まれているのは、肉類では、鶏、牛肉、豚肉の肝臓のレバーに多く含まれています。
●魚類
魚類では、うなぎ、たたみいわし、あんこう、煮干しなどに葉酸が多く含まれています。
●貝類
貝類では、うに、すじこ、いくら、粒うに、ほたて、いかなごの佃煮などに多くの葉酸が含まれています。
●豆類
豆類では、葉酸は、きな粉、乾燥だいず、乾燥あずき、納豆、フライビーンズなどに含まれています。
●野菜類
野菜類で、葉酸が含まれているのは、えだまめ、モロヘイヤ、パセリ、芽きゃべつ、なの花、グリーンアスパラガスです。
●その他
ドライイーストや粉の抹茶に多くの葉酸が含まれています。
葉酸は、普通の食事をしていれば不足する事はないと言われています。しかし、妊娠中や授乳中の女性の場合は意識して取りたい食材です。
ビタミンCが多い食品・食材
ビタミンCが多く含まれている食品、食材は下記です。
●肉類
ビタミンCが含まれている肉類には、ロースハム、ロースベーコン、ボンレスハム、ショルダーベーコン、牛肉のレバー、豚肉のレバー、鶏肉のレバーなどがあります。
●魚類
魚類でビタミンCが含まれている食材は、しらうお、まぐろの脂身、子持ちかれい、すずき、ヒラメなどがあります。
●魚介類
魚介類では、めんたいこ、たらこ、すじこ、いくら、ほたるいかにビタミンCが含まれています。
●野菜
ビタミンCが含まれている野菜は、赤ピーマン、パセリ、芽きゃべつ、にがうり、ピーマン、レッドキャベツ、モロヘイヤなどに多く含まれています。
ビタミンCは、摂取してから2時間から3時間で排出されるので、一度に多くの量を摂るのではなく食事のたびに分けて摂るのがお勧めです。
赤血球が不足している場合の食事
健康診断で、赤血球が少ないと不足している人の場合は、上記で紹介した食材を利用した食事が大切になります。
色々と細かく紹介していますが、基本的にお肉と野菜、魚などをバランスよく食べるのが大切になります。
食事だけで鉄分を補うのは難しい
1日に必要な鉄分を食事から摂取しようとした場合には、下記のように沢山の食材、商品を食べる必要があります。
具体的には、これぐらいの食材を食べる必要があります。
独り暮らしなど、食事だけでは鉄分不足を補うのが難しい場合・・・
食事で鉄分不足を補うのが大切ですが、なかなか、食事だけで改善するというのは難しいです。
そのような場合には、サプリメントなどで鉄分を補うというのが簡単でお勧めです。
鉄分は、吸収性に優れている「ヘム鉄」がオススメです。
ただし、鉄分のサプリメントと言った場合でもやみくもに何でも良いという訳ではありません。
摂取した鉄分をキチンと体内で吸収する為には、鉄分以外にも「ビタミンC」、「葉酸」、「ビタミンB12」なども必要です。
これらの鉄分以外にも必要な栄養成分も同時に摂るのが大切です。
このように色々な鉄分をシッカリと体内に吸収したい場合には、
- ヘム鉄
- ビタミンC
- 葉酸
- ビタミンB12
と言った色々なサプリメントを摂る必要があります。
こんなに色々な種類のサプリメントを別々に購入するのは大変ですよね。
美めぐり習慣のサプリメントなら1つで鉄分の摂取が効率的
美めぐり習慣というサプリメントなら、鉄分は吸収率が良いヘム鉄と非ヘム鉄の2種類が入っています。
さらに、「葉酸」、「ビタミンC」、「ビタミンB2」、「ビタミンB6」なども配合されているので、より効果的に鉄分の吸収が期待できます。